6月14日(金)「夜の池袋防災館で震災体験」を行いました。
1、「映画 3.11」
“東日本大震災 マグニチュード9 震度7 死亡行方不明者2万人”という大地震の
地震・津波の惨状を時系列で追った映画(宮城県 福島県 千葉県、東京都など)
津波は9.3mの潮位計を振り切っていて、津波の最高到達の高さは39.7mを記録ということや、地震による火災、長周期地震動、帰宅困難者問題などの内容。
この地震から得た様々な教訓から、私たちに 今 何ができるかを問いかける内容でした。
実際の映像だったので小学3年生(2人参加)にとってはちょっと怖かったかな
2、「夜、寝ているときの地震体験」
首都直下型の地震は、向こう30年間に70%の確率で起こるとされている。
地震は昼間の明るいときに起きるとは限らない。(先日、新潟の震度6強の地震も夜10時22分でした)
”地震だ まず身の安全”、”揺れが治まったら消火” の順で、の説明を聞いてから
小さい子は震度5ぐらい、大人は、震度6ぐらいを体験
真っ暗闇の中、布団で寝ていて地震!、枕で頭を守ってダンゴムシのようになって身を守る。
避難するときに、”ちゃんとやること”は体験できなかったけど 覚えました。
参加者30名弱が、4人毎の体験だったので1回の体験時間がちょっと短かったかな。
3、消火体験(小学3年生以上)
「家に消火器がありますか?」という質問に、手を挙げた人は少なかった。
日頃から、自分の家にある消火器の種類や使い方をマスターしておくことが大切。
消火器の使い方
1、「火事だ!」と大声で叫ぶ。 消火器を取りに行く。
2、消火開始時には、火が向かってくるので、あまり近づかず、背を低くする。
イ、 ピンを抜く ロ、 ホースをはずし、燃えている火元にむける (燃えている炎ではない)
ハ グリップを握って消火開始(使い切る)
3、消火器は、50cm位ので20秒間噴射できる、より小さなものは15秒間。ホースのない形のも有。
暗闇の中に火災警報器の「火事です! 火事です!」の音
そして 燃えている映像が…1グループ6,7人で力を合わせて消火体験。みんな大きな声が出ていた。
4、けむり避難体験
・避難するときにはドアを閉めて避難。
・煙は速い、上昇速度:5~10m/秒、 横行速度:1~3m/秒 追いつかれる。
横に逃げて、火から離れた階段で下に避難
・床から煙までの空間には空気がある、腰を低くかがめて避難(立ち上がると警告ブザー)
・他にも知らなかったいろいろな注意事項を聞き
先頭と末尾は大人が行くようにという指導のもと体験開始
先頭のお父さんの誘導がうまく、真っ暗闇の中、いくつかの部屋があって何ヶ所ものドアを通り抜けるというレベルの高いものだったが、迷わず脱出成功
体験後 区の防災マップ、杉並地震被害シミュレーション、あさっこだより、などの資料、
参加賞として簡易トイレ一人1個をプレゼントして解散しました。
感想:・色々怖かった。 ・寝ているときに起こったら、起きられないと思った。
・「夜、寝ているときの地震体験」はやりたいことがあったので2回やりたかった。
・子供がまじめに聞いてくれた ・楽しかった。
・寝ているときの訓練は、初めてであり楽しかった。
・映画が怖かった。
・煙から身を守る訓練では、どのくらい頭を下げたら良いか分かって良かった。
3.11の日東京にいなかった人もいましたが、今回の体験はどうだったかな。