その1 阿佐谷東公園 水みち暗きょへ
最初は、道幅、ブロック塀の高さを体感 垣根っていいね~
阿佐谷東公園では、防災施設さがし
公衆電話、公衆トイレ、消防水利(防火水槽)が2つ
杉並消防団第5分団防災資機材格納庫
町会の非常用格納庫もありました。
つぎは、昔の阿佐谷南が見えてくる
“暗きょめぐり”
杉並区の地形の特長ともいえる桃園川の支流の暗きょ、日常的にはちょっと面白く快適! ですが、震災時には狭いかも
その2 馬橋稲荷神社
メインの1つめ 馬橋稲荷神社
本橋禰宜様からお話を伺い、防災施設見学をしました。
本殿は天保2年の建物、免震構造になっていて、その地下は一時避難所として使える。
神社内の他の建物も耐火建築です。
(写真は本殿の地下室)
炊事場(写真)には 大きなかまどが2つ まちの人がお正月の振る舞い甘酒、初午のお餅つきの時に使います。
これは、大勢の人が集まってする炊き出し訓練と同じ。
・神社には、ソフト面(地域の手)と、ハード面(行事の設備)の両方が揃っています。
災害は、普段から人々がお知り合いになっていて人とのおつきあいをもっていて
“にこやかにのりこえる“ のですよ。
<<お祭りの意味知ってる?>>
まつりごと→政治 みんなが良いまちにしようと考える→人と人とのつながりを良くする
→それが おみこし・お料理つくりという普段のお祭りで人が集い、力を合わせて行事を行っていること→地域力を強くする→発災時に力を発揮 神社にはそういった力があるのです。
その3 まちの震災救援所・杉六小
馬橋自治会の澤海自治会長からお話を伺い、防災備蓄倉庫見学をしました。
この町は狭あい道路が多く、消防車が入ってこれない、そこで近所力が班ごとに必要です→協力体制作りが欠かせません。
体育館は、畳1枚1人+通路 で計算すると約100人しか入れない
みんなが来たら入りきらない。条件・状況にもよるが自宅待機となっている。
ここはあくまでも(学校再開までの)一時的救援所と考えて。
まず生きる、次に助け合う、大切だね
「自分の命は自分で守るが基本」
ここ(杉六小)に生きてこられたなら、ここで生きてる人達が助け合うという心構えでいてほしい。
(写真:備蓄倉庫内部)
その4 防災食の試食
ゆうゆう馬橋館で防災食のお話と試食
パン、缶詰のポテトツナサラダや大和煮、5年保存のアルファ米の梅しそご飯、温かい防災食レスキューフーズ などなどの防災食をいろいろ試食。
永谷園・ホリカフーズから試食品を提供いただきました。
その5 PPで、防災のお話
「あさっこ会の今までの活動と阿佐ヶ谷南地区の防災上の問題点」
阿佐谷南地区に焦点を当て、防災上の問題点、収容できない避難者数、消防車の活動できない範囲、行き止りが多い地区の特徴などを説明しました。
このあと東京都と杉並区の防災リーフレットなどをお渡しして、解散となりました。
その6 参加者の感想
- いろいろなことが、初めてのことばかりでした。
- 今回、避難経路を確かめてといわれ、わかっていると思ったが、細い道路、危ないブロック塀も考えて避難路を調べ見直さないと、と思った。
- 災害時に使える自販機があることを知らなかった。
- 早めの避難が必要と感じた。
- 温かい食事の大切さがわかった。
- 障害のある娘がいつもの食事用補助具が使えない場合も想定し、出してもらったスプーンで食べられるか試したところ、何回目かに成功、食べられることが分かって良い経験になった。
- 初めて知り合った方々と情報交換できた。
- 小学校では、震災救援時の鍵までお借りして、校内の備蓄倉庫まで案内くださり、とても参考になった。
- 広いと思った道でもその先が狭いと、消防車が入ってこられないことが分かった。