2022.5.25の東京都防災会議の想定では、交通インフラへのダメージにより、都内への食料ほかの救援物資が届きづらくなり、数日後には水と食料の不足が起こりうるとされています。
これまで区では、震災救援所1ヵ所当り1700人の1日分の食料を備蓄してきました。65か所の備蓄食料は、1700×65で 11万500人分。1日3食ですから、その3倍 33万1500食が1日分。ずいぶん多いように思われる方もいると思いますが・・・・・区の人口はおおよそ57万人、全員に配ったら発災日の1食分にもならないのです。
33万食の見え方が 変わりましたね。
でも1日分ではとても乗り切れません、現在、区の震災救援所の備蓄食料、1日分⇒3日分計画が進んでいます。
この数字などから、分かること
- 区の備蓄品は、食料が届くまでの期間の食料にはならない。
- 震災救援所ごとに1700人分の食料なので、初日から足らない場所も出てくることもありそう。
- 備蓄食料自体が”焼失”ということも想定して
- 区民一人一人の食料備蓄が、子どもや家族、自分の命を守るためには欠かせない。
何となく「無かったら、最寄りの小学校や中学校に行けば、“もらえる”」という考えを変えて、家庭での水と食料の備蓄をしましょう、出来れば7日分。
ハイ!OKです!という方、結構いらっしゃるのでは・・・
ローリングストックで、やっている人も多いのではないでしょうか。
それに加え、いざという時にちゃんと食べられるものであるように消費期限、賞味期限の確認も怠りなく。
交通が遮断されていても、人力で持ってきてくれる方もいるでしょうが、それは期待しないでおくとすれば、発災後助かった命を守るために私たちが出来ることの一つは、食料備蓄になりますね。
その中には、子どもやパパ、ママ、家族の大好きなおやつも入れておきましょう!